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第3回 ガンプラの組み立て方。



さて、前置きが長くなりましたが今回から本格的にプラモデルを扱ってみましょう。
まずは各部分の名称の説明から。




これが実際のガンプラです。
まず中心にあるものがパーツ。これはそのままですね。
そしてパーツの周りにある枠のようなもの、これをランナーと呼びます。
ランナーパーツを囲むプラ棒もそう呼びますが、全体としてもランナーと呼ぶ場合もあります。
そして、パーツランナーをつないでいる部分がゲートです。
実際にパーツを切り取る時、切断するのはゲートの部分です。


さて、それでは全てのランナーを見てみましょう。


まず「Aランナー」です。
比較的Aランナーは色々な色のパーツが集まっている場合が多いです。


続いて、「Bランナー」
これには、メインカラーや全体を見て一番面積の広い色がここに入ります。


そして、Cランナー
今回のザクにはこの3枚のランナーしかありませんが、大体のランナーには同じような法則性でパーツが配置されています。
まずAランナーには色々な色が。
Bランナー〜の若い番号はメインカラーや配色として多いものが。
そして大きい番号には、こういった武器や関節が配置されたパーツが来ます。



そして最後に、ジョイントや関節を形成するのに重要なポリキャップ
他のランナーに比べて柔らかいため、塗装には向きません。
したとしても剥げますので注意しましょう。


<ここがじゅだす流!>
プラモデルを組み立てるのに必要なツール。ニッパー、デザインナイフ、紙やすり、パテ、接着剤…
上げるとキリがないくらいに種類はありますが特にこれがなければ製作は出来ないというのがニッパーです。
しかし、ニッパーと一口にいっても色々な種類があります。ただし模型製作に使うニッパーは限られます。
私、Judasが使用しているのはこの2つ。

まずはタミヤの薄刃ニッパーです。だいぶ年季が入ってますね…w
大体はこれで間に合いますし、基本的にこういった薄刃のニッパーが模型に適しています。
ただ、値段も1,000円を超えるものが多いです。


もうひとつは、ミネシマのベビーニッパー
上のものと比べてサイズも小さく、女性や子供にも扱いやすいですし、値段も安く手に入れやすいです。
その分刃は厚く、少し精細に欠く感触はあります。
ニッパーは使っていくうちに刃が弱くなり、切れ味が減っていきますので2本あることによって負担が少なくなり、比較的長く使えます。

ひとつ注意点ですが、上記のニッパーは模型専用です。
なので、金属などを切るには適しておらず、すぐに刃が欠けてしまいますので気を付けてください。
加えて、初心者の方々が言っているのをよく耳にしますが「100円ショップのニッパーじゃダメなの?」ということについて。
100円ニッパーでも確かにプラスチックを切ることはできます。
しかし、ベビーニッパー以上に刃が厚かったり、寿命が短かったりするのであまりオススメ出来ません。
少し高額でも薄刃のものを使う方が、技術の向上につながると思います。
ただよく使う材料に金属(真鍮製のものなど)などもありますので、もしそういったものを扱うのであれば1本あってもいいかと思います。










さてここからは、実際にパーツを切り取っていきましょう。
ただし、ここにも注意点がいくつかあります。

一、パーツの近いところではニッパーは使わない。
一、綺麗にとれなかったとしても、深追いはしない。
一、力を極力入れないように。

この3点をまず気を付けてください。
それでは、実際にパーツを切り取っていきます。



まずはこのように、パーツから少し遠いところをニッパーで切ります。
これは、ニッパーで全てをしようとすると力が入ってしまい、白化(切断面が白くなってしまうこと)してしまいます。

   

このくらいゲートを残してパーツを切り離します。
ちょうど赤く塗ってあるあたりが残ったゲートです。



では、残ったゲートをもう少し短く、少なくするためもう一度ニッパーで切り取ります。
ここでも、完全にゲートを切り取るのではなく少し残すくらいの気持ちで切断しましょう。

     

これが、もう一度ニッパーでゲートを切断した状態です。
ゲートの残す量は簡単にデザインナイフ(アートナイフ)で削れる程度に、といっても文章では伝わらないので
実践でつかんでいくのが一番の近道かと思います。

では、この残ったゲートを更に綺麗にするため、ここでデザインナイフを使用します。

デザインナイフは、替刃付きのものをセレクトしてもそこまで高い買い物にはならないので1本は是非持っておくといいでしょう。
このデザインナイフ1本で切断だけでなく色々なことが出来ますのでまずは1本は必須だとも言えます。
少し大きな模型店や、おもちゃ売り場であれば比較的簡単に購入が出来ると思います。
デザインナイフはかなり切れ味が鋭いのでパーツをえぐってしまわないように気を付けることと、ケガをしないように注意して扱いましょう。





デザインナイフでゲートを切り取った状態。見た目ではほぼゲートが見えなくなっています。
ゲートを切る時は、1度おおまかにゲートを取り除いたら、今度は刃を入れた方向と逆の方向からゲートを削ると、上手く白化せずに削れます
あとは、回数を重ねていけば自ずとやり方がわかってくると思いますので、まずは実践を。

このような感じで、説明書をよく読みながらまずは軽く組んでみましょう。
ただし、まだ仮の段階ですのであまりしっかり組むのは後ほどバラバラにする時苦労してしまうので軽く合わせましょう
現段階ではまだ仮組みの状態ですので、後ほど塗装や修正のため一度パーツをバラバラにすることを念頭に入れておきましょう。
また、下の画像のように一度ピンを斜めにカットしておくとパーツが外れやすくなります。

外れやすくなる分、保持力は低下しますので場合に合わせてこの工程は組み込んでください。
とにかく全てのピンをこうしてカットしてしまうと、今度は外れやすくなってしまい上手く組み上がらなくなってしまいます。
「どこをカットするべきかわからない!」という方はまずはこの工程は削っていいと思います。
また、塗装だけしたい!という方にもこの工程はほぼいりません。
ただし、色が違う部分や実際のモデルとは色が明らかに違う部分のパーツは外して塗装することになるのでカットしておくとよいでしょう。



こうして胴体が完成しました。
この調子で全身を組み立てていきますが、少しだけ特殊なものがあるのでそのご紹介だけ。



これは、ザクの頭部に入るパーツです。実際には目の周りになるパーツですが、少しゲートが特殊な形をしています。
こういったゲートのことをアンダーゲートといいます。
文章で説明するとわかりにくいので、まず切り離してみましょう。


まず通常通り切り離してみました。赤く塗ってある部分がゲートです。
この赤い部分をデザインナイフで削り(このゲートの場合、ニッパーでも綺麗に仕上がりますが念のためナイフを使います。)ひっくり返してみると


このように、ゲート痕が底面に行き、手を加えなくても綺麗な仕上がりになります。
こういったゲートは特に目立つ部分や、ゲート痕が外に出てしまうようなところに使われています。




  

だいぶ過程をすっ飛ばしましたがザクの仮組みが終わりました。
武装も同じく組み上げましたが、私は余っていたバズーカを1つ追加しました。
もし、使わない武器やパーツがあった時このように再利用することが出来る場面があるので捨てずにとっておくのがいいかと思います。




さて、今回はここまで。
次回はこの仮組みでのザクの気になる部分、つまりプラモデルらしい部分をなくして更なるリアル感を増す作業に入っていこうと思います。

それではまた次回、お会いしましょう。



text by Judas