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新年一発目、といいながらもう正月気分もすっかり抜けて…
どうも、Judasです!

今年も少しずつではありますが、ガンプラ初心者育成講座『じゅだす流』!頑張っていきたいと思います!




第5回 表面処理の仕方。

〜前回のおさらい〜
前回は『合わせ目消し』をやって参りました。




さて今回は、もう少し『プラモデルらしさ』を無くす作業で、更にリアル感を出していきましょう。




『合わせ目消し』につづいては「ヒケ」と呼ばれる部分の処理を紹介します。

「ヒケ」とは、平らに見える部分でも、凹んでいたり歪みが出ている部分のことです。
少し画像では説明しにくいのですが…とにかくキットを見てみましょう。


肩とのジョイントがあたるような部分。中心に丸い凹みが見えますでしょうか?


こちらは歪んでいるような部分。パーツ自体も曲面になっていますが、それにしても歪んでいる部分があります。

そこで、特に前者のシールドのような平面のパーツに対してヤスリスティックを使います。

こちらがWAVE社のヤスリスティック。安価な割に意外に使えます。
もちろん紙やすりに当て木をしても同じことが出来ます。
これで力をいれず、平面をならすようにヤスリをかけてみると…



このようにヤスリが当たっていた部分のツヤが消えます。
しかし、ヒケが発生していてヤスリが当たらなかった部分はまだツヤが残っています。
他のパーツも見てみましょう。


中心部分の点のようなところ。これもヒケです。
このパーツは曲面で構成されていますので、平面よりも力をいれず、ゆがませないように注意しましょう。


こちらは股関節のパーツです。これが一番ヒケが激しい部分だったでしょうか…
パーツの中心〜上部かけてのツヤが出ている部分です。一番わかりやすいように思います。
このように大きいヒケが出来ているとなかなか消すのが大変になりますが、根気よくヤスリをかけていきましょう。
何度も言うようですが、力をいれずに。特に荒いヤスリを使用する場合には注意しましょう。

このヒケが発生する原因は色々考えられますが、一番わかりやすいのはそのパーツの裏面を見ること。





このように裏面を見てみると、接続用の穴(ダボ穴)があったり、ピン(ダボ)があったりします。
その他、プラに厚みがあるパーツには発生する傾向にあるようです。





バリとは、プラモデルの生産工程の中で発生してしまうものです。
(詳しく文章で説明するのは少々難解になってしまいますが、ざっくりいえばプラスチックが金型からはみ出した状態です。
 プラモデルは金型にプラスチックを流し込み、それをもう一つの金型で挟み込み、整形をしています。)

あまり最近のキット(とはいっても今回のHG量産型ザクはなかなか古いものではありますが)にはバリがありません。
今回にはつま先に少しだけあった程度です。
この作業に関してはゲート処理、合わせ目消しと同じようにある程度デザインナイフで削ったあと、
ヤスリがけでならすだけで作業は終了です。







こちらも、バリと同じような現象によって出来てしまう「パーティングライン」
バリとは違い、こちらはどう綺麗に作ろうとしても金型で挟み込んでいるわけですから、
その金型と金型の境目にはプラスチックが集まってしまいます。
そうして出来てしまうのが、このパーティングラインです。

こちらは状態にもよりますが、大半はバリよりも小さく、その反面しっかりと出来てしまいます。
(バリは不確定に出来るもの、パーティングラインは確実に出来てしまうもの そのような捉え方です。)
なのでデザインナイフで無理に削ろうとしてしまうと、パーツをえぐってしまう危険性があるので
ヤスリで慎重に削ることをオススメします。


いくつか紹介して参りましたが、このようにパーツの表面の凸凹を平らにし、見栄えをよくすることを『表面処理』と言います。

 <ここが、じゅだす流!>
〜表面処理は必ずしなくてはいけないのか?

私、Judasとしては表面処理は絶対必要なものでは無いと思っています。
むしろ、模型製作に関して『必ずしなければならない作業』というのは無いと思っています。
大胆なことを言えばゲート処理だけで終わらせてもいいです。
(特にRGなんかは塗装しなくてもかなりのクオリティですし。)

ただ、塗装をするなら塗料の食いつきをよくする効果も含めての利点はありますが、
仕上がりにヒケがあったり、合わせ目があったりすると折角の塗装の見栄えも悪くなります。
なので折角塗装をするなら必要な作業になってきます。
裏を返せば、塗装をしない場合ならそこまで必要ではないですよね。

表面処理のメリットは紹介しました。しかしその反面のデメリットとしては
とにかく単調な作業であり、今回の製作ではこの表面処理が一番作業時間をとられました。
ゲート処理合わせ目消しヒケの処理バリ取りなど色々な作業を組み込んだ分、
その仕上げの表面処理をせねばならず、結果全パーツを表面処理しました。
作業に向き不向きというか、苦痛に感じる方、楽しいと感じる方様々だと思います。

なので、第2回で「完成形をイメージする」ということは大事なことなのです。
とにかく、まずはどんな形でも完成をさせること。

それを念頭に、作業計画を立てましょう。
まずは何より、楽しいと思えることが大切です!




皆さんそれぞれ思い描く完成形を目指してまた次回も、頑張りましょう!



text by Judas