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第2回コンテストも終わり、こちらも一応の最終回を迎えます。
完成まであと少し。一緒に頑張っていきましょう。





第7回 仕上げの仕方。

さて、前置きにもありますように、今回が第1部、最終回となります。
表面処理、塗装と大きな作業を全て越え仕上げとなります。

今回はさほど時間がかかる作業はありません。
その代わり、1連の作業としてまとめてやる必要がありますので、ご注意ください




まずは墨入れです。
今回はサーフェイサー、全塗装を行っているのでエナメル塗料を使用します。



このように比較的小さめのボトルに入っています。
ここでご注意。サーフェイサーや塗装をしないでこのエナメル塗料を使用すると、プラスチックが割れてしまいます。
これは、エナメル塗料に含まれる溶剤がプラスチックを侵食し、脆くしてしまう性質があるからです。

※少なからず、ラッカー系塗料にもあり得る現象です。
なのでしっかりサーフェイサー・塗料が乗らなかった部分(奥まった部分など)にエナメル塗料が溜まると、
破損する可能性がありますので、くれぐれも注意しましょう。

これを、塗装の場合とは違い、4倍〜6倍程度薄めます
サラサラの流れるくらいの濃度がベストな希釈となります。

これを細筆に付け、スジ彫りになる部分に流し込んでいくのですが、ほぼ置いてくるようなイメージです。
あまり大量に流し込む必要はありません。




向かって右の腕にが流し込んだ後の状態です。
かなり薄めたものですので、1分〜3分程度で乾きます。
あとは綿棒にエナメル溶剤を含ませ、はみ出した部分をなでるだけではみ出したエナメル塗料の部分だけを消すことが出来ます。
強い力を入れて擦った場合、完全に乾いていればほぼ無いのですが、
塗料が剥がれてしまう場合がありますので余計な力を入れないよう気を付けましょう。




一部墨入れをした頭部です。向かって右半分に墨入れを行いました。
このように、墨入れをすることによって情報量が増え、メリハリが付きます。


スジ彫りや、角に塗料を流し込んでいくわけですが、出来る部分全てに墨入れをする必要はありません。
むしろ、情報量が増えすぎて逆効果ですので、そのあたりは個々人のセンスや良いと思ったように適度にしましょう。



このような1色で構成された大きなパーツなどに墨入れをすると、効果的です。




続いてはデカール貼りをやってみましょう。
デカールはシールタイプ、ドライデカール、水転写タイプなど様々なタイプがあります。
今回は水転写タイプを使用します。



今回はこのようなパーソナルマークなど集められた『ジオン軍MS用ガンダムデカール@』を選択しました。
(1/100スケールと記載はありますが1/144にももちろん使用出来ます。)

デカールは簡単に情報量を増やせる便利な物です。
色々なパターンのデカールがありますが、今回はシンプルな塗装と墨入れにしましたので、パーソナルマークのみで仕上げてみようと思います。



水転写デカールを貼る時に必要な工具はこれだけです。
デザインナイフ、マスキングテープ、ピンセット。
あとは水を張った塗料皿(塗料皿でなくても構いません。)、それと綿棒です。



デカールを切り離す前に、このように位置を決めるためにマスキングテープを使用します。
何もない所にガイド無しに貼ろうとすると、少なからず曲がってしまいますので、こういったガイドを作ってみると良いでしょう。



さて、まずデカールを使用する部分だけをデザインナイフで切り出したあと、水に付けます。
このとき、しっかり沈めること。
水の中でピンセットなどで少し動くようになればOK。水中から引き上げます。


余分な水分を減らすため、塗料皿の縁に上げます。
乾燥するほど放置する必要は無いので、上げただけ、くらいの時間で大丈夫です。

台紙のまま張る部分の近くにあげ、ガイドに沿ってシールを乗せます。



乗せた後、シールとパーツの間の水分を抜くように綿棒を転がすようにしてシールを密着させていきます。
(少しデカールが大きくはみ出してしまったので、下部のテープは外しています。)



きちんと水分を抜いたら、あとはマスキングテープを外します。
今回この肩パーツは円形なので皺が寄ってしまったり、上手く定着しませんので、
大きく皺になる部分がある場合、少しデザインナイフで触るように切ることによって、定着させやすくなります。


ズレてしまったり、皺が寄ったまま乾燥させてしまった場合は焦らず、スポイトなどで水分を足すとまたデカールを動かすことが出来ます。
ですので、何度も貼り直せますので慎重に作業しましょう。



シールドにも、ジオン軍の紋章と黒い三連星のパーソナルマークを貼り付けました。
このように、デカールには色々な意味があります。細かい意味はまた次回。




矢継ぎ早になりますが、続いてはトップコートを吹き付けていきましょう。
ここで注意ですが、デカール貼り〜トップコートは続けて作業しましょう。
デカールを定着させるマークセッターなどありますが、今回は工具などを最小限にするため使用しません。

デカールはそのまま乾燥させた場合折角のデカールが取れてしまいます。
なので、今回はトップコートを吹くことによって定着をさせます。

トップコートには、つや消し半光沢光沢とおおまかに3種類のものがあります。
一般的にはつや消しはリアルさ、使用感を出す場合。光沢は新品のような美しさを出す場合に使用します。半光沢はその中間です。

また、塗料にも元々つや消し・半光沢・光沢があります。
今回のように色々な塗料を混合して使用した場合光沢がまちまちになってしまいますので、それをフラットにする効果もあります。




トップコートを吹く場合はこのようにブロックごとに分ける程度で構いません。
今回は全てツヤ消しでまとめますが、フレームはつや消し、装甲部分は光沢など分ける表現もあります。
そういった部分でも、オリジナリティを出していきましょう。






さて、いよいよこの作業で全ての工程が終了致しました。




こちらが、完成品になります。
実はメタリック系の塗料とツヤ消しはあまり相性が悪いので武装にはトップコートは半光沢を使用しました。






少しトップコートの吹きが甘かったか、少しツヤがまだらになっていますので、これは次回への反省点。
こうした気になった部分を次回に生かしていくことが、次への一歩になりますし、ガンプラがもっと楽しくなることでしょう。


如何でしたでしょうか?
これにて、「はじめてのガンプラ講座『量産型ザク』編」、終了となります。
私としては初めての製作講座でしたので、未熟な中でも私なりに皆様にわかりやすいよう紹介して参りました。

また初心者講座として、色々な企画を考えておりますのが、ここでしばしのお別れとなります。

また、次回の『じゅだす流』でお会いしましょう!



text by Judas