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第4回 構図編


前回「次回は『構図と照明』でいきます」と書きましたが、この2つを同時に説明するとかなりの画像が必要になってしまうことが判明しました(;・∀・) 


ということで、まずは「構図」でいこうと思います。 
今回は全体像写真の構図です。 


いきなりですが「これが正解!」というものはありませんw 
キットが違えば構図も変わってきますし、当然見せたい部位によって見せ方も変わってきます。 
ですので飽くまで一般論と解釈していただいて結構です。 

ではどう撮ればいいのかですが、前述したとおり「正解」は作品の数だけあります 
しかし一般論として… 
「作品をやや斜め上から撮る」という技法が挙げられます。



こうすることで正面+側面+上面の3面の情報を1枚の写真に収めることができ、正面からだけでは判別しづらい形状がわかりやすくなるのです。(・∀・) 
今回のゼクアインは、やっぱり特徴的な左肩のレドームを見せたいですよね。

新聞の折り込みチラシで、よくクルマのチラシが入っていますよね。 
もしくはショールームなどでもらえるパンフレットは非常に構図の参考になります。 
これらを見ると、クルマの全体図の写真は必ずと言っていいほど、斜め上から撮ったものです。 
やはり1枚で全体を見せる場合、斜め上が最も効率がいいですね。

ただし「じゃあ絶対斜め上からなのか?」というわけではありません。 
やりすぎると脚が短く写ってしまうという短所がありますし、MAなどの大きな機体はその巨大感を表すために下から仰ぐように撮ったりすることのも有効です。 
実際にモビルスーツなどを見るときは見上げる視点になりますし、「巨大さ」が感じられますね。
大きなものを見るとき、「見上げる」ことが一番多いのではないでしょうか?

以下から、よくある失敗例をあげていきます。



  
こちらですが、作品の中央がズレてナナメになっています。 
ガンプラを撮るうえでまず重要なのは「垂直をきちんと出す」ということです。 
この画像ではいかにもレドームが載っている左肩が重そうな印象を受けてしまいます(;´Д`) 

「左側に傾いている」ということは「左側が重いんだ」という印象を受けますね。
折角のアシンメトリーがこうなってしまうと、魅力半減です。
加えて、「バランスが悪い」という印象も与えてしまい、作品自体の評価・イメージにも悪影響を及ぼしますね。



そして続いてはほぼ正面から撮影したものです。 
おかしくはないのですが、側面や胸部上方・肩部のディテールがよくわかりません。 
実はこの「真正面から撮影した写真」を非常によく目にします。 
パッケージ写真なども真正面+右に少しずらした、というようなものが多いですね。
ただしそれは、何枚かに分けて撮影をしなければならず、見やすくもありますが1枚に収まる情報量が少なくなり、最終的には数枚撮影をしなければなりません。
コンテストやコンペでは写真の枚数制限がされている場合が多く、写真の撮り方でマイナスになる場合もあります。

折角の作品なのですから、色々な所を見て欲しいですよね。

そしてこの構図で撮られた作品の多くがピントが目ではなく、胸に合っているのです。 
この場合、「全体を写しただけ」のような印象を受けますね。「一番見せたい部分はどこなのか」ということに加えて、情報量が斜め上から撮った物と比較するとやはり少ないです。
折角のディティールも見えなければ無駄になってしまいます。




〜ちょっと脱線しますが三脚のお話〜 
ガンプラなどのロボットもの・フィギュアは縦に長いものが多いです。 
ゆえにカメラを縦位置で固定できる三脚があると非常に便利です。 

そして全体図は構図に作品全体が収まるように最大画素数で撮影しましょう。 武装やアンテナが長く、構図に収めるとバランスが悪く感じることがあると思います。 
そういう場合でもとりあえず全体が入るように撮っておき、後からデジカメ付属の画像編集ソフトなどでトリミングすればいいのです(・∀・) 
(トリミング=写真や画像の周辺部を切って構図に手をくわえること) 
多少トリミングしても大きな容量の画像で撮影していれば、画像が荒れることも防げます。 
それにどの道、ネットにアップするときは画素数は削られますしw 

今回のまとめ 
「全体図は一番大きな画像容量で、作品全体が収まるように斜め上から垂直を意識して撮るです! 

こんなんでいかがでしょうか?(;・∀・) 
次回は照明とホワイトバランスにしようかと検討中です。 

皆様のご意見・ご感想をお待ちしておりますm(__)m 


text by てんぷら & Judas