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第8回 コンデジ編


ご無沙汰しております。

第8回は少し手法を変えまして、レンズ交換式でないデジカメいわゆる「コンデジ」での撮影方法についてです。
コンデジ=コンパクトデジタルカメラ の略ですね。

ここでいうコンデジとは手の平サイズの、MF機能が無い廉価版のことで、MF機構のある中級機は対象外とします。
MF=マニュアルフォーカス 

最初にひとつだけ。
デジカメの進歩はまさに日進月歩で、1万円を切るコンデジでもとてもキレイな写真が撮れますよね!
(私の愛用品も¥7,000で買えましたw)
しかしレンズ性能や画像素子の大きさから一眼レフには敵いません。
ブログや製作過程の記録にはもってこいですが、雑誌やコンテストに投稿するときは力不足感が否めないということは承知しておいてください。

さてコンデジの魅力というとなんといっても「手軽さ」だと思います。
散歩しながら手軽にスナップを撮ったり、ラーメン屋で美味しそうなラーメンを撮ったりとなかなか使い勝手がいいものです♪
ポケットやカバンに入れて気軽に持ち歩けますよね!

しか〜し!
その「手軽さ」ゆえに扱いが疎かになっていませんか?

いきなりですが皆さんは「チーフ・スペシャル」という拳銃を知っていますか?(いきなりガンマニアですみませんw)
.38口径のとても銃身の短い護身用拳銃で、携帯性に優れています。
とある銃雑誌の関係者が「小さい銃だから楽勝♪」と思って試射したのですが、これがまったく当らない。
なぜでしょうか?銃身の短さ?

もちろんそれもあるのですが、答えは「重さ」にあります。
同じ口径の銃なら重い銃の方が反動による影響を受けにくい。
つまり軽い銃はそれだけ反動がキツくなるのです。

もうお分かりかと思いますが、カメラも同じことが言えます。
つまり軽いカメラほどブレやすい!
逆説的ではありますが、「重い一眼レフより軽いコンデジの方が安定した撮影がしにくい」ということなのです。

それではまず「持ち方」を考えてみましょう。
大体のコンデジにはファインダーがありません。
ゆえに背面液晶を見ながらの撮影になるわけですが、カメラの4隅を指先で抑えるように持つ人をよく見ます。
いくら手ブレ補正機能があるとはいえ、これではブレてくださいと言っているようなもの!
まして暗い室内ではシャッタースピードも落ち、模型などの細かい被写体と合わせてブレまくってしまいます。

そこでペットボトルやイスの脚、壁などなんでもいいので、カメラを抑えつけるように固定すると効果的です。
そのようなものが無い場合は、100均で売っているようなネックストラップを付けるのも手です。
カメラ本体を覆うようにしっかりと持ち、首から下げたストラップをピンと張ることで3点支持となり、手ブレを軽減することが出来ます。


次にカメラの設定を見てみましょう。
これも「手軽さ」ゆえに撮影モードをオートにしていることが多いのですが、ちょっと変えるだけ結構変わってきます。
とは言うもののコンデジの強みである「手軽さ」を失いたくはないので、最低限の変更で効果を上げたいと思います。

まずは撮影モードを「オート」から設定を変更できる「プログラムAE」に変更してみましょう。

@まずは定番「フラッシュ禁止」
作品が白とびするのを防ぎます。

A「顔認識をオフ」に。
フィギュアなんかはONでもいいんでしょうけど。
たま〜に変な所を「顔」と認識して、その部位を基準に露出などを決めるのです。
前にも述べましたが、クルマの写真を撮っていたらなぜかホイールの部分から顔認識が外れなくて…ちょっと怖かった覚えが(;・∀・)

Bこれも一眼レフと同じく、「すこし望遠で」
作業記録や細かい部位を撮るなら普通に撮っても構いませんが、全体図を撮る場合、広角側はどうしても歪みがでるので少し離れてズームでAF。
と言ってもコンデジでは三脚が使い辛い(後述)なので、手ブレしない程度に。

CAFフレームを「中央」に。
これが今回のキモです。
  
これは全て「オート」で撮ったものです。
色調云々もありますが、注目してほしいのはピントです。
画像が小さくて分かりにくいのですが、手前のマシンガンのスコープに合ってしまっています。
「オート」だと大体一番手前にある少し大きな部位にピントを合わせるようになっています。
奥に向けてだんだんボヤけてますね。


こちらはAFフレームを中央に固定し、シャッター半押しでモノアイにピントを合わせたあと、カメラをずらして全体を収めるようにしたものです。
もちろんピントはモノアイに合っています。
色調が変わっているのはピントが合っている部分を基準にカメラが自動調整したからでしょう。

この「ピントを固定したあと、カメラをずらして撮影する」というのがMFモードのないコンデジでの基本撮影技術ではないかと!
一眼レフのようにMFモードがあれば三脚でカメラを固定することも出来ますが、MFモードがない=カメラを動かす必要がある=しっかりと保持する必要がある、ということなのです。

ただどうしても三脚に比べれば固定は甘いですから、私の場合ISOは「オート」にして撮影しています。
そのためどうしても画像が荒くなってしまうことも一眼レフに及ばない要因のひとつですね。

今回は以上です。
最後に要点を簡単に整理しますと
・しっかり保持する。
・フラッシュ禁止
・顔認識OFF
・AFフレームを中央に、ピントを見せたい部位に合わせてずらして撮る。

ということです。

いかがでしたか?
例によって皆さんのご意見・ご感想・ツッコミをお待ちしておりますm(__)m
ではでは(´∀`*)ノシ

text by てんぷら&Judas